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タブレット受け器と授け器 

カトーのローカルストラクチャーセットシリーズは付属のアクセサリーパーツが豊富なのが特長ですが、中でも貨物ホームセットのアクセサリーパーツは昭和四十年代フリークのマニア心をくすぐるアイテムが揃っていて、アクセサリーだけ別売してもいいのではと思うくらいです。で、今回はその中にあるタブレットの受け器と授け器を製作し、ホームに配置しようと思います。
 
タブレット受け器と授け器は優等列車や貨物列車などが駅を通過する際、停車せずにタブレットの交換を行えるようにする器具です。走行中のタブレット交換は機関助士の仕事で、列車がホームに入ると機関助士はその駅までのタブレットを受け器に投げ入れ、授け器から次の区間のタブレットをすくい取っていきます。今となってはもう見ることのできない懐かしい風景となってしまいました。
 
さて作業開始です。まず授け器のパーツをランナーから切り離していこうとしたのですが、ここでいきなりトラブル発生・・・。授け器の支柱パーツとランナーの隙間にプラニッパーの刃を入れた途端パーツが真ん中から真っ二つに折れてしまいました。確かに大変小さく細いパーツなのですが、まさかこんなに簡単に折れてしまうとは・・・。これはいかんと今度はカッターでの切り離しを試みましたが、やはりパーツはぽろぽろと折れていきます。そんなこんなで切り離し作業が終了したときには、授け器パーツはバラバラになっていて、一部行方不明の状態でした。とりあえずボンドでの修復を行ってみましたが、なにぶん小さなパーツですので折れた切り口どうしを合わせるのも一苦労で、なかなか接着できません。最終的に何とかつなぎ合わせましたが、非常にいびつな仕上がりになってしまい、結局使用は見合わせ、自作することにしました。
 
タブレット受け器はこの付属アクセサリーのような渦巻型が一般的ですが、授け器には様々なタイプがあります。付属アクセサリーの授け器は支柱にタブレットを支える腕木が一本の型ですが、自作の授け器は腕木二本のタイプにしてみます。理由は製作が簡単そうだから・・・です。同じアクセサリーパーツの中にあった駅名板を切り離し、その一部で授け器を作ってみました。
 
受け器は真鍮製の渦巻をプラの支柱に差し込む方式ですが、渦巻を円錐状に成形する必要があります。それ用の治具も付属してますが、うまく形が作れないので最後は自分の指先で成形しました。形を整えた後アクリルのフラットホワイトで着色し、乾燥後ボンドを付けて突起部を支柱のてっぺんの穴に差し込みます。その後授け器受け器ともに足先を黒く塗り、ウォッシングを施して完成となりました。

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二組作ったのは上り用と下り用ですが、両方とも駅舎側ホームに設置することにします。というのはこの駅は駅舎側ホームの線(1番線としています)を上り下り両用の主本線と想定しており、通過列車は基本的に上り下りとも主本線である1番線を通過していく設定にしているためです。なお普通列車も交換や優等列車の退避等がない場合は上り下りとも1番線を使用します。島式ホームの線(2番線、3番線)は列車交換時と退避などの時のみ使用する副本線という設定です。
 
ところがそういった完璧な設定を考えていながらのうっかりミスが発覚です。ホームへ設置しようと二つの受け器を置いてみたところ、渦巻の向きに何か違和感が・・・。そうです。この受け器は相対式ホームの上り側と下り側にそれぞれ配置するように作られていて、同じ方向の渦巻を持つ受け器が二つ出来上がるようになっているのです。それをうっかり忘れ、同じ向きの渦巻の受け器を同じホームの上り方向用と下り方向用に配置しようとしていたのでした。
 
急きょ片方の渦巻を逆向きに直します。支柱への差し込み部分が上を向いてしまい、支柱に差せなくなりますが、気にせずボンドで接着です。

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上の写真の受け器が渦巻を逆向きに成形した方の受け器です。小さいアクセサリーですので差し込み突起もさほど目立たず、遠目ではおかしな印象は受けないと思います。右方向から来た列車がこの受け器にタブレットを投げ入れて通過していく設定です。また右端に見える授け器は左方向から来た列車がタブレットを持ち去っていくための授け器です。どちらもシーナリーボンドで接着してホームに立たせてあります。

002_convert_20100217113508.jpg


列車を置いて雰囲気を確かめます。2番線に停車中の貨物列車をキハ55系の急行が追い抜いていくイメージで車両を並べてみました。授け器の大きさは車両の大きさとちょうどつりあっていて、いい感じだと思います。一時はどうなることかと思いましたが、なんとか仕上がりました。
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カテゴリ: 郷州線一期工事

テーマ: 鉄道模型 - ジャンル: 趣味・実用

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